Teruyuki H.:自分自身の成長やキャリアアップを考えた時、何をすべきか、という道しるべとして「どんどん成長マップ」を活用してほしい。仕組み自体はできたと思うので、いつでも使える引き出しの一つとして定着するよう、働きかけることがこれから大事なところですね。
Nami M.:自分自身の成長やキャリアについて困ったり迷ったりしたときに、それらをサポートする適切な引き出しを開けて、活用してもらえるといいですよね。
自分自身のキャリアプランを描くキャリアジャーニーは社員の成長にとって大変重要なものです。少なくとも年2回はメンバーとのキャリア面談をするのがピープルマネジャーの役割になっています。マネジャーがサポートできる体制を整えるため、年3回実施するマネジャー向けのトレーニングでキャリアジャーニーに関する内容を積極的に取り上げるようにしています。また、新任マネジャー研修でもキャリアジャーニーのサポート対策に多くの時間を費やしています。
メンバーのキャリアプランをサポートできるようにマネジャーのスキルをさらに向上していくことと、「どんどん成長窓口」のように全社員を直接サポートする各種の制度と、社員の成長を両面から支えることができたらと考えています。
~社員の働きがいを支えるアッヴィの環境について、お二人の思うところをお聞かせください。
キャリアジャーニーに代表される人の成長を大事にする風土
Teruyuki H.:最も特徴的だと思うのはキャリアジャーニーの制度です。私も大いに活用しています。年に何回か、オンコロジー領域事業部全員の分を確認するようにしています。社内公募があったときに「チャレンジしてみたら」と声をかけやすくなります。Nami M.さんはこのキャリアジャーニーのスタート時から関わっているのでしたね。
Nami M.:はい、人の成長に関わる仕事は本当にやりがいがあります。アッヴィに入社したのも、そこが大きな理由となっています。
Teruyuki H.:人の成長に関わることは楽しいです。昨年なかなか成果が上がらなかったメンバーが、今年は精一杯、頑張って、しんどいことも乗り越えていい結果を残し表彰された、という場面に出会うことができます。感動する瞬間です。
自分たちで創っていく会社。創っていく働きがい
Teruyuki H.:アッヴィには協力・協業しようという人がたくさん働いています。どんどん成長プロジェクトもその一つですが、社員同士で意見を出し合って、ボトムアップで新しい仕組みを創っていく風土は他の会社よりずっと強いと感じます。「自分たちで創っていく会社」という意識が強いですね。
社長がよく言う言葉に「I Lead. You Lead. We lead.」があります。一人ひとりがリーダーシップを持とうという意味です。マネジャーがリードして、組織のメンバーがそれに従うという構図ではなく、例えば現場のMRも自らリーダーシップを取るべきだということです。常に耳にする言葉で、大変影響が大きいです。
Nami M.:そうですね。風通しが良く、みんなが自分たちで会社を創っている実感を持っていると思います。「これをやりたい」と声を上げると本当にやれるところが私の感じる一番の魅力です。「どんどん成長窓口」や「どんどんキャリアチャレンジ」のような取り組みが社員の手で運用に乗せられるなんて、なかなかできないことではないでしょうか。
Teruyuki H.:自分でオーナーシップを持ってキャリアをつくっていくのは、すごく大事なことだと思います。マネジャーは、本人の理想や希望をしっかり聞くことが大事だと考えています。その人がより活躍できる場所、より成長できる機会を、しっかりとサポートしてあげることが、私も含めてこれからの上長に求められると思います。社員一人ひとりが成長できる環境をつくりたいと心から思っています。