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アッヴィには成長できる
風土とチャンスがある

Marie A.

イミュノロジー事業本部 皮膚疾患領域事業部
アッヴィオンラインリエゾンチーム チームマネジャー
2004年、アッヴィの前身の会社に入社し、通算16年間MRとして勤務。2020年、イミュノロジー領域初の女性エリアマネジャーとなる。現在は、新組織であるアッヴィオンラインリエゾンチームのチームマネジャーとして活躍中

新薬で患者さんの治療選択肢を増やす。MRの仕事に魅力を感じて

大学を卒業後、MR職に就きました。いろんな人を巻き込んで目標を達成していくスタイルをここで身に付けたと思います。16年間MR職を務めたのち、エリアマネジャーに就きました。MRの活動にはさまざまな手法があって、成功パターンもたくさんあるはずなので、私自身のMR時代の経験を押し付けないようにしようと心掛けていました。

さまざまな手法を駆使して、患者さんに新たな治療選択肢を届けるやりがい

現在の担当はアッヴィオンラインリエゾン(AOL)チームのチームマネジャーです。AOLチームは、現場のMRが対応していない先生方に対して、オンラインで情報提供を行うのです。2023年7月の発足時に着任、2カ月の準備期間を経て稼働開始しました。まず電話でアポイントを取り、オンライン面談で治療啓発をして、次はMRが伺いますと、つなぐ役割です。

メンバーは少数ですが、担当する領域はMRを含めると社内最大の組織です。私のチームは医療関係者と現場のMRをつなぐハブのような役割を果たしています。“新しい治療選択肢に患者さんをつなぐ架け橋になる”というビジョンを掲げました。これはチーム発足にあたってみんなで決めました。判断に迷ったときに立ち戻ることができるビジョンを最初に定めておくことは重要ですね。

すでに多くの先生方とコミュニケーションができ、患者さんの処方につながった事例も数多く出てきています。患者さんと先生に貢献できているという実感を、メンバーともども感じているところです。

コロナ禍を経て先生方の情報提供に関するニーズは変化・多様化するとともに、オンラインやデジタルの受入れ度にも変化があるので、私たちが貢献できる範囲がより拡大すると思われます。電話といった手法にもこだわらずに広げていきたいとも考えています。

「私自身のプラスになる」と会社が与えてくれた全く新しい仕事

今回のチームマネジャーのポジションは、今ここでゼロから作り上げる仕事を経験することが私のプラスになるのではないか、と上長から後押しされました。評価されていることはもちろんですが、私自身の成長に配慮してもらっていることを知り、とてもありがたく感じました。

全く新しいチームの立ち上げにあたっては、不安よりワクワク感の方が大きかったですね。エリアマネジャーの時とは違い、本社の他チームを巻き込み戦略立案から自分たちで行うのです。対象は全国、トレーニング内容も含めて全て自分で決めるという経験はこれまでなかったので、最初のうちは苦労しましたが、今では大きなやりがいを感じています。

何になりたいのか決めきれない。長かった“キャリア迷子”時代

MRをやりながらも、将来的に何がしたいのか不明確な“キャリア迷子”の時期が長かったと思います。しかし、迷いながらも自己研鑽を欠かさなかったことが今、役に立っていると感じます。

これまで3チームのマネジャーを担当しメンバーと接してきましたが、「自分はこうなるんだ」と決めている人は少ないです。私がキャリア迷子から脱したきっかけは、上司のフィードバックでした。「客観的に見て、マネジャーを目指すところに来ていると思う」と言われました。同じタイミングでメンバーから「ぜひマネジャーを目指してほしい」とコメントをもらったのです。上長もメンバーもそんな風に見てくれているならチャレンジしてみようと、自分のキャリアプランにマネジャーを加えました。そこからは上司から具体的なアドバイスをいただきつつ、不足しているスキルを習得していきました。

正直なところ、当初はマネジャーという選択肢はうっすらとしかありませんでした。私のパーソナリティでマネジャーが務まるのかどうか、自信が持てませんでした。でも実際にやってみたら楽しかったんですね。メンバーの成長に関われるところが特にそう思います。マネジャーは人財育成をしつつ、みんなが働きがいを感じて、楽しくモチベーション高く働き、成長できるように導くのが仕事です。さまざまな価値観を持った人を率いる難しさとともに、自分自身の成長につながる実感があります。

メンバーと一緒に成長しながら、さらに先のキャリアを模索

マネジャーになってからも、さらに成長するためのポイントを上長からフィードバックしてもらっています。成功しているマネジャーに話を聞いたり、そのチームミーティングに参加させてもらったりしながら勉強しています。私の強みを発揮するには、メンバーのサポートに徹する新しいマネジャー像がいいのではと考え、心掛けているところです。

チームメンバーには、私のサポートを利用してできることをどんどん増やしてもらい、将来のキャリアについても、私との対話を通して気付きを得てもらえるよう心がけています。その結果、メンバーがそれぞれ成長して、チーム全体で成果が出せるというのがいいですね。私自身のキャリアもここまで来たから終わり、ということはないと思っています。メンバーと一緒に成長しながら、新しい自分の可能性を広げていきたいです。

できることが増え、やりたいことが見つかるアッヴィ独自の風土

今後、マネジャーになってほしいとメンバーに伝える機会が増えると思います。私がマネジャーにしてもらったことをみんなにしてあげたいと思います。あなたのこういうところがマネジャーの素質だと思うというところを、客観的事実と一緒に伝えてあげたい。私自身、何事も迷ったときはやってみる選択をしてきました。チャレンジするっていいよね、というところを今後メンバーにも伝えていきたいと思っています。

女性マネジャーが増えるとマネジメントスタイルにもバリエーションが出てくるでしょう。ロールモデルが増えてくると、あんなスタイルがあるんだ、あんな働き方があるんだと気付き、私にもできるかも、やってみようと考えるメンバーが増えてくるでしょう。そんな未来づくりに少しでも役立てたらと考えています。

※内容および所属と肩書は2023年取材当時

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