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CRAにとって働きやすく成長できるアッヴィの環境

Nozomi K.

開発本部 クリニカルサイトマネジメント部
イミュノロジー・神経疾患・ウイルス領域
Clinical Operations Lead (COL)
スタディーリーダー・CRAリーダー

Takashi M.

開発本部 クリニカルサイトマネジメント部
オンコロジー
Clinical Operations Manager (COM)
マネジャー

スタディ―リーダー・CRAリーダーとマネジャーという立場の異なる2人に、アッヴィにおけるCRAの仕事や働き方について、またそれぞれのキャリアパスについて話を聞きました。
 

CRA経験者としてアッヴィを選んだ理由

Nozomi K.:私はCRA(Clinical Research Associate)としてアッヴィに入社して3年目で、今はCRAリーダーを務めています。最初は薬剤師をしていたのですが、その後5年間、CRO(Contract Research Organization)でCRAとして働いていました。そこで臨床試験の一連の流れを知りたいという思いが強くなり製薬会社への転職を考えました。アッヴィを選んだのは、パイプラインが多くて将来性があることと、英語を使った仕事をしたかったからです。面接のときにも、自分の良さを引き出そうとしてくれて、そういった方々が働いている会社なんだろうと想像できたのもアッヴィに入った理由です。

Takashi M.:アッヴィでCOM(Clinical Operations Manager)、つまりCRAのマネジャーとして働いています。私は救急救命士として1年間、医師と看護師のサポートをしていました。その後、CROから派遣で外資系製薬会社でCRA、CRAリーダーとして7年半働いた後、別の外資系製薬会社入社しCRAとして働いていたところ、お声がけをいただいて2016年にアッヴィに入社しました。前職も居心地のいい会社だったのですが、自分を成長させられる、チャレンジのできる環境を求めたのが、アッヴィに来た理由です。

Nozomi K.:入社してみて感じるのは、仕事のしやすさですね。自分の考えを押し通すのではなく、チームとしてどうしていくのがベストなのかを考えて仕事をしておられる方が多いです。それに、風通しが良くて相談しやすい雰囲気がありますので、自分で抱えて悩んでしまうことはないですね。お互いにいい刺激を与えて成長していこうという雰囲気もあります。Takashi M.さんは、どう感じておられますか。

Takashi M.:私も、すぐに相談できる環境は本当に働きやすいと思いますね。Nozomi K.さんは、どんなときにCRAをしていて良かったなと感じますか。

Nozomi K.:先生方やスタッフから「臨床試験に参加してよかったと患者さんが言っていたよ」などや「これ、いい薬だよね」という声を聞くときは素直にうれしいですよね。それに、しっかり計画通りに施設をマネジメントできているときは、先生方の期待に応えられている証拠かなと思います。

Takashi M.:私もそれは思いますね。アッヴィの開発品について先生方から肯定的なフィードバックをいただけるととてもうれしいですよね。臨床試験を担当する部門としては、その開発中の薬剤を、一日も早く患者さんに治療の選択肢としていただけるために、臨床試験を計画通りに実施していく必要があります。競合の薬剤が多くある場合、どうすれば先生方にアッヴィの臨床試験にご協力いただけるかを、メンバーの考えやアイデアを聞いて一緒に考えます。一方でマネジャーとしては、それが本当に最適なのか、ほかに選択肢はないか、課題や問題の本質は何なのかと毎日考えさせられています。結果として、先生方にアッヴィの臨床試験に協力いただけて、試験を計画通り進めることができた時は本当にうれしいですね。

アッヴィにおけるCRAの仕事と働き方

Nozomi K.:私は今、CRAリーダーをしていますので、自分の施設を担当するのに加えて、CRAのマネジメントにも当たっています。大変なこともあるのですが、現場にいることで気づけることもありますので、両方やれるのはメリットがあるなと思っています。

Takashi M.:私はマネジメントが主な業務になるのですが、COMという仕事は、ピープルマネジメントでメンバーの成長を一緒になって考えていけるのも非常に楽しいですし、メンバーと一緒になって臨床試験を達成していけることも非常に魅力だと思います。ですがアッヴィで一番の魅力は、組織全体をメンバーと一緒に良くしていけることだと思います。非常にボトムアップ志向が強い会社で、現場の意見を取り入れようと意見を聞いてくれます。マネジメント陣も積極的に現場の意見を聞く姿勢を持っています。自分たちが良いと思える組織づくりを提案することができ、時には関与することができます。そのような環境で日々、臨床試験のオペレーションの改善にも関わりながら自身も成長していけることが魅力ですね。

Nozomi K.:私がアッヴィで魅力に思っているのは、パイプラインが豊富なので、いろんな疾患と関われるところです。その一方で、複数のプロトコールを任されるのは最初は大変でしたが、タイムラインを引いてプライオリティを考えて業務をする力がつきましたので、そこはアッヴィで成長できたところかなと思います。

Takashi M.:アッヴィは働き方でも、「いつでもどこでもワーク」ができるという大きな魅力がありますね。私は夜に子どもの世話をすることがあるのですが、子どもの世話をする時間は仕事を一時的に抜けて子どもの対応をすることができます。働く時間を自分で調整できるので、家族との時間も調整しながら仕事をできています。週1回出社しなければいけないといったルールもありませんし、スーツやビジネスカジュアルを着ていかなくてもいいのもとても楽ですね。

Nozomi K.:その点は本当に働きやすいですよね。私の場合、1日の仕事のスケジュールは、9時くらいに業務を開始して、ミーティングや資料作成、問い合わせへの対応をして、終わるのが夜7時くらいです。仕事量や残業については配慮してもらっていると感じています。本当に仕事量が多く、すぐに業務量を減らすことができない場合でも、「調整できるようにするので、もう少しだけ待ってほしい」など、しっかり説明があるので納得ができます。Takashi M.さんはいかがですか。

Takashi M.:私は朝型にシフトしていますので、6時くらいに起きて自分の朝のルーティンをするようにしています。それからメールチェックなどの作業をして8時か9時からのミーティングに間に合わせ、午後はできるだけ早い時間に仕事を終えるようにしています。マネジャーとしては、もしもメンバーの残業量が多かった場合は業務調整を積極的に試みますし、マネジャーミーティングでも取り上げて調整することになっています。それに、今は業務の自動化プロセスが導入されており、メンバーを事務作業から少しずつ解放していける状況になっています。安全性情報の書類セットや発送も外部業者に委託していますし、以前はその作業のために出社して時間を使ったと思いますが、今はそのために出社しなければいけないこともなくなっていますね。組織として積極的にそういった様々な取り組みを取り入れるようにしていますので、CRAの業務環境はどんどん良くなっていると思います。

アッヴィにおけるCRAのキャリアジャーニー

Nozomi K.:私は最初、入社3年以内にCRAリーダーになり、5年以内にはスタディーリーダーになるという目標を設定していました。チームの皆さんに支えてもらって、いずれも3年以内に達成できました。アッヴィの「360度フィードバック」の制度は、周りの方々からの指摘は気づきになりますし、真摯に受け止めて、自分に足りないところを直すように意識していますね。会社もマネジャーの皆さんも、私のキャリアをしっかり考えてくれていて、自分が希望すればチャンスをもらえるのもアッヴィの魅力だと思います。

Takashi M.:キャリアジャーニーのフォーマットを使って「将来こうなりたい」という一人ひとりの短期的、長期的なキャリアを半年に一度は確認していますよね。キャリアジャーニーを確認する際に必要なスキルや経験の特定と、どうやったらそのスキルが身につけられるか、経験を積めるかを上長としっかりとディスカッションできますし、キャリアを考える上で、自分の「将来やりたいこと」に対して、上長と向き合って相談できることは魅力だと思いますね。

Nozomi K.:実は今、将来のキャリアについては、すごく迷っているんです。ピープルマネジメントにも興味がありますし、プロジェクトにもっと関わってみたいという気持ちもあります。グローバルのポジションに進むのも一つの道かなと思っています。いろいろな選択肢があるので、いい意味で悩んでいます。手を挙げればチャンスをいただけますし、やってみて合わなければ別の選択肢を考える機会があります。上司も一人一人のキャリアアップを考えてくれますので、自分がしたいことをしっかり応援してくれる体制があると思います。

Takashi M.:グローバルポジションといえば、昨年、グローバルのポジションに十数人異動する機会がありました。これは他の製薬会社では、まずないことだろうと思います。アッヴィはグローバルとダイレクトにつながっていますので、機会と能力が合えばアジアやグローバルのポジションにも異動が可能です。私自身も、将来はグローバルのポジションにも挑戦してみたいと思っています。

Nozomi K.:それは素晴らしいですね。アッヴィは、社員一人ひとりのキャリアを重視してくれる会社ですが、まずは自分で考えて行動を起こすことが求められますよね。

Takashi M.:成長できる会社、チャレンジできる会社とよく言われるのですが、それらは与えられるのではなくて、自らが考えて自分のキャリアを築くのをサポートしてくれる会社だと思っています。私も自分の考えを提案して、その実現に関与できたことがあります。私がマネジャーになったころに、異動したい部門があるのだけれど、そこで活躍できるかどうかがわからないと悩んでいるメンバーがいました。実際、私自身もその点について課題を感じていました。そこで、他部門の業務を実地に経験できる「DeEP」という枠組みを提案しました。Development Enable Programを略した名前です。最初は一部の部門だけでトレーニングという形で始めましたが、徐々にDeEPを理解いただき受け入れていただける部門が増えたこと、認知が上がったこともあり、昨年までに十数名の方に受けていただきました。そこから実際に志望をかなえて他部門に異動した方もいらっしゃいます。現在は、さらに他部門にも協力いただけるようになり、昨年から、ショートタイムアサインメント、つまり業務の一部として他部門を経験できる形になりました。このような制度を、人事部門ではない一部門からの提案で実現し、各部門に積極的に協力いただき、また上長にも前向きに検討いただけるのは、アッヴィが社員の成長を非常に重視している表れであると思います。

※内容および所属と肩書は2021年掲載当時

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