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やりたいことが見つからない人は、焦らず探していけばいい。

Takashi T.

[営業部 エリアマネジャー]
イミュノロジー事業本部 関節リウマチ領域事業部

大学卒業後、1994年に旧北陸製薬株式会社へ入社。プライマリーケアのMRとしてキャリアをスタートする。2003年、旧ダイナボット株式会社との合併によってアボットジャパン株式会社の一員となり、2013年、アボットジャパンから分社したアッヴィ合同会社へ転籍した。立場はMRからマネジャーへと変わりながらも、前身時代を含め現在に至るまで10年にわたってリウマチ系疾患の治療薬に携わっている。

現在の仕事について教えてください。

関節リウマチ領域を扱うMRのマネジャーとして、今は7名のメンバーを見ています。仕事自体は一般的な管理職と同様、業績管理や部下の育成・評価などです。ただ、現在アッヴィには新しい人財が次々と入社されていますから、多種多様なバックボーンを持った方々をマネジメントする、というのが一つの特徴でしょうか。

幸い、私の部署だけでなく、全社的に見ても離職率は低いようです。アッヴィは外資系企業ですが、一般にイメージされがちなドライな社風とは全く異なります。「ダイバーシティ&インクルージョン」に代表されるように、人を大事にする会社ですから、そのあたりが離職の少ない要因かもしれませんね。

ご自身はどんなマネジメントをされていますか?

私自身が過去そのように接してもらってきたからでもありますが、心がけているのは、一人一人を「尊重する」ということです。やりたいことや実現したいことは人それぞれ違います。一つのやり方、一つのあるべき姿を押し付けるのではなく、本人のやりたいこと、目指す姿に沿ったカタチで促していく。自発的な行動でなければ、人は成長しないと考えるからです。

もちろんこれは、単に放任するということではありません。必要に応じてサポートしますし、場合によっては「そうじゃないんじゃないか」と示唆を与えることもある。ただ最終的には本人が腹の底から納得できているかどうかが大切だと思うのです。とはいっても、ついつい口出ししそうになって、グッと我慢することもありますけれど(笑)。私自身も、まだまだ成長途上です。

やりたいことがない人はどうすればいいでしょうか。

まずは目の前の仕事に懸命に取り組みながら、焦らずに見つけていけばいいと思います。日々の業務の中で、あるいは一緒に働く先輩や上司を見ているうちに、自分のやりたい道が見えてくる、ということも少なくありませんから。進むべき方向が見つかったとき、全力で一人一人のキャリア目標の実現をサポートしてくれるのがアッヴィという会社です。

具体的な制度としては何かありますか?

社内公募制度がその一つです。一般的な企業にも同様の制度はあると思いますが、当社では非常にアクティブに活用されている。さまざまなポジションが公募されており、誰でも手を挙げることができます。その際、上司を介さずに応募できますから、気兼ねや根回しなども必要ありません。

それとは別に、定期的に実施される上司との面談で、キャリア相談が適宜できる環境もあります。それによって上司も細かくフォローできるし、いろいろと話すことで本人も自分の道を見つけやすくなるんじゃないでしょうか。

個性を生かす一方で、全員が共有すべき考えなどはありますか?

「Patient Centricity」、つまり“患者さん中心”という考え方ですね。私たちが扱う製品は幅広い適応症を持っているだけに、大きな責任も伴います。MR一人一人が、自分たちの仕事の先にいる患者さんを想像できるか・中心に据えて提案できるかによって、医師に提供できる情報の質も与える印象も全く変わってくる。薬剤を使っていただけるかどうかにも大きく関わってきます。アッヴィの「患者さんの笑顔に貢献し続けるバイオ医薬品企業になる」というビジョンの根底となる、大切な考え方です。

私個人としても、このように影響力を持った製品を扱えることはすごいことだと、常々思っています。その喜びや責任をメンバーに伝えていくことも、自分に課せられた一つの使命です。

※内容および所属と肩書は2018年取材当時

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