Koji K.

国内製薬会社に新卒入社後、プライマリー領域およびオンコロジー領域のMRを経て、2021年に入社(当時はアラガン・ジャパン)。
ブレスト・インプラント事業部を経て、現在はフェイシャル・エステティックス営業本部に所属。メディカル・エステティックス・スペシャリスト(MAS)として、美容医療に携わる医師やクリニックのパートナーを目指して、情報提供活動を行っている。


保険診療とは異なり、患者さんのニーズやなりたい姿により最適な答えが異なる美容医療。だからこそ、情報の質や向き合い方が問われます。MRでは味わえなかった仕事の面白さ、そして美容医療業界の未来に貢献したいという思いについて、Koji K.に話を聞きました。


MRとは違うやりがい――医師に寄り添い、選択を支える仕事


―現在のお仕事について教えてください。

フェイシャル・エステティックス営業本部で、メディカル・エステティックス・スペシャリスト(MAS)として活動しています。
製品の適正使用に関する情報提供や安全性情報の収集はMRと共通していますが、MASならではの特徴は、医師やクリニックとより長期的・多面的に関われる点だと思います。

現在、日本の医学部では美容医療について体系的に学ぶ機会が限られています。そのため、「どのような治療選択肢があるのか」「どうすれば安全に治療を提供できるのか」といった疑問をお持ちの先生は少なくありません。私たちは、そうした先生方の課題や目標を丁寧に伺いながら、必要な情報や教育プログラムをご提案しています。
何かを一方的に伝えるというよりも、先生がご自身で納得して判断できるよう、選択肢を整理し、理解を深めるお手伝いをするイメージです。

「相談できる存在がいることで、安心して治療に向き合える」。そう言っていただけたとき、この仕事の価値を実感します。


最適な答えがクリニックや医師によって変わるからこそ面白い――美容医療というフィールド


-美容医療ならではの面白さはどこにあると感じますか?

保険診療では、診断基準や治療指針がある程度定まっているのが一般的です。一方、美容医療は「どうなりたいか」という患者さんの思いが出発点です。同じ悩みでも、目指すゴールは人それぞれ異なりますし、選択肢も一つではありません。そのため、医師だけでなく、看護師やカウンセラーなど、クリニックの運営に関わる様々な立場の人が連携する必要があります。

MASの仕事は、こうした関係者それぞれの役割を理解したうえで、「どうすれば患者さんにとってより良い体験につながるか」「クリニック全体として、患者さんの治療満足度をどう高められるか」を一緒に考えていくことだと思っています。

最適な答えがクリニックや医師によって変わるからこそ、自分の視点や提案が生きる。そこに、この仕事ならではの面白さがあります。


体験を通じて育まれた、美容医療への思い


―なぜ美容医療に関心を持つようになったのでしょうか。

学生時代、ニキビに悩んでいた時期があり、外見に対するコンプレックスを抱えていました。その経験から、見た目の悩みが人の気持ちに与える影響の大きさを実感しています。

また、前職で乳がん治療薬を担当していた際、治療によって命は救われたものの、手術などによる外見の変化に戸惑い、前向きになれない患者さんの存在を知りました。

「生きていく力」には、身体だけでなく心の状態も大きく関わっている。美容医療が、その一助になり得るのではないか。そう感じたことが、この業界に関わりたいと思ったきっかけです。美容医療を通じて、人が自分らしく前向きに生きる手助けができる。その可能性に、今も大きなやりがいを感じています。


進化を続ける業界だからこそ、新たな成長の機会がある

―今後の目標や、美容医療業界への思いを教えてください。

美容医療は、現在も進化を続けている領域です。

だからこそ、私たちが科学的根拠に基づいた情報を提供し、医師やクリニックが安心して治療に取り組める環境を支えることには、大きな意味があると考えています。MRとして一定の経験を積んだ方の中には、「もっと自分の裁量で仕事がしたい」「医療の現場に深く関わりたい」と感じている方もいるでしょう。美容医療は、そうした思いを形にできるフィールドです。

私は入社2年目で美容医療業界を牽引する医師の一人を担当させていただき、業界の最先端に関わっていることを実感できました。アラガン・エステティックスにはチャンスがあります。美容医療業界の成長とともに、自分自身も成長していく。そんな醍醐味を味わえる環境だと思います。


※内容および所属と肩書は2026年取材当時