アッヴィ健康経営宣言

私たちは、2025年までにベストカンパニーになるという目標を掲げ、2021年から2025年までの新5カ年計画− “Road to the Best” をスタートしました。

Road to the Bestの3つの柱、「働きがいの追求」、「ビジネスの成功」、「社会とのつながり」は、私たちがベストカンパニーになるために最優先で取り組んでいく戦略的施策です。これら3つの柱に取り組んでいくうえで、もっとも基本的、かつ大切なのは、私たち社員が健康である、ということです。私たち一人一人が、心身ともに健康で、安心安全な職場環境で働けるからこそ、働きがいを感じてチャレンジし、患者さんの笑顔に貢献し、広く社会や環境に関わる課題に取り組むことができます。アッヴィでは、社員一人一人が主体的に健康保持・増進に取り組めるよう、経営陣、人事、従業員組織*、医療職そして健康保険組合が一体となって、様々な取り組みを行っていきます。そして、2025年に向けて、私たちは、ベストカンパニーを目指します。

*当社では従業員リソースグループ(ERG)におけるAbilityチームが積極的に健康経営を推進しています。詳しくはこちら


AbbVie健康経営戦略マップ


当社の健康経営推進体制

*当社では従業員リソースグループ(ERG)におけるAbilityチームが積極的に健康経営を推進しています。詳しくはこちら

具体的な取り組み内容

  1. C型肝炎ウイルス検査費用補助
    日本は先進国の中でもC型肝炎の罹患率が最も高い国の一つですが、肝炎になっても自覚症状を感じにくいため、感染していることに気づかない、あるいは感染を知っていても放置したまま治療を受けないケースが多いという問題があります。アッヴィジャパンでは、C型肝炎撲滅を推進するために、自社の社員および扶養家族を対象に、健康診断受診時のオプション検査として「肝炎ウイルス検査(C型)」の費用について補助を行っています。

  2. AbbVie Vitality - AbbVie in Motion
    アッヴィでは全世界でWell-beingの取り組みをAbbVie Vitalityという総称で積極的に進めていますが、取り組みの一つとして身体の健康促進を目的としたAbbVie in Motionプログラムを毎年実施しています。これは社員同士がチームを組み、プログラム期間中の運動時間数をチーム間で競いあい、互いの健康意識の向上とチームワーク向上に寄与しています。また従業員リソースグループ(ERG Ability)が企画をサポートし、社員同士のつながりを強化する役割も果たしています。

  3. 産業医によるレジリエンス、ストレスマネジメントに関する講演の開催やビデオ公開
    アッヴィジャパンではかねてより、様々な変化に柔軟に対応する意識づくりのコツやノウハウの提供を社員向けに講演やビデオ公開の形で実施しています。
    この取り組みは、特に昨今のコロナ禍の環境において、リモートワークで就業する際の孤立感やストレスマネジメントが社会的な話題となっている中、従業員の適切なセルフマネジメントにも役立っています。

  4. 安全運転プログラムの導入
    多くの社用車を用いて営業活動を展開している当社とって、フリートセーフティー(車両安全管理)は労働安全上の最重要項目の1つです。
    社用車利用の社員を対象に、車の運転、もしくは管理が必要な社員は安全運転、適切な車両の管理に関する項目を入れたプログラムを導入しています。
    車両安全教育については、MRを対象に車両安全教育プログラムを導入するとともに、日本固有の車両運転環境(狭小な駐車スペース、幅員の狭い道路、過密な交通事情)を考慮した安全運転教習を提供し、交通事故ゼロを目標にしています。

    トレーニング受講率 100%
    再発防止プログラム受講率 100%

  5. .衛生委員会
    衛生委員会は以下の取り組みを行うことにより、従業員に健康な職場環境を提供し、従業員の健康を支援しています。

    • 健康診断受診促進活動
    • 長時間労働の集計・報告
    • 社用車自責事故報告
    • 職場巡視活動
    • 感染症の予防・対策の情報提供・指導・監視
    • 健康に関する啓発活動の実施
    • 毎月の健康促進のイベント実施

健康経営指標

健康経営の各指標 目標値  2022年 2023年
定期健康診断受診率 100% 93.2% 88.5%
ストレスチェック受検率 100% 93.4% 88.4%
ストレスチェックの集計結果:高ストレス者比率 - 10.3% 9.1%
プレゼンティーイズム (*1) - - 19.0% (*3)
ワーク・エンゲイジメント (*2) - 53.6% 53.8% (*4)

(*1) 何らかの疾患や症状を抱えながら出勤し、業務遂行能力や生産性が低下している状態

(*2) 仕事に関連するポジティブで充実した心理状態を示し、「仕事から活力を得ていきいきとしている」(活力)、「仕事に誇りとやりがいを感じている」(熱意)、「仕事に熱心に取り組んでいる」(没頭)の3つが揃った状態

(*3) 測定人数:1,580名(2023年)
測定方法:SPQ(Single-Item PresenteeismQuestion 東大1項目版)尺度/ストレスチェックと合わせて実施

(*4)測定人数:1,580名(2023年)
測定方法:ストレスチェックにおける「活力」や「熱意」に該当する回答を点数化して回答者平均を算出