本資料は、米国アッヴィ社が2026年5月5日(米国時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳し、2026年6月3日(日本時間)、皆さまのご参考として供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先します。本資料(英文)については、こちらをご覧ください。
リサンキズマブについては、国内において既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、乾癬性関節炎、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症および掌蹠膿疱症、中等症から重症の活動性クローン病並びに中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入および維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)を有する成人患者さんに対する治療薬として承認されています。なお、投与方法などは国内と国外で異なる場合があります。
ウパダシチニブについては、国内において既存治療で効果不十分な関節リウマチ、乾癬性関節炎、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎、強直性脊椎炎、巨細胞性動脈炎およびアトピー性皮膚炎、中等症から重症の潰瘍性大腸炎並びにクローン病の寛解導入および維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)、の患者さんの治療薬として承認されていますが、本文中にある尋常性白斑および円形脱毛症の適応症は承認されておりません。
イリノイ州ノースシカゴ、2026年5月5日(米国時間)-アッヴィ(NYSE: ABBV)は本日、5月2日から5日にシカゴで開催される2026年度米国消化器病週間(以下、DDW)において、消化器疾患領域のポートフォリオに関する新たなデータを発表しました。アッヴィは、クローン病および潰瘍性大腸炎におけるスキリージ®(リサンキズマブ)とリンヴォック®(ウパダシチニブ)のリアルワールドエビデンスおよび長期成績を含む、18件の抄録を発表する予定です。
アッヴィのvice president, global medical affairs, immunologyであるAndrew Anisfeld, Ph.D.は次のように述べています。「アッヴィは、消化器疾患領域のリーダーとして、科学的イノベーションや上市済みおよび開発中の治療法からなる幅広いポートフォリオを通じて、IBDへの理解を深め、標準治療の向上への貢献に注力し続けています。DDWで発表された研究は、IBDと共に生きる方々におけるリサンキズマブおよびウパダシチニブによる臨床的・内視鏡的効果の長期的な持続と、これらの薬剤の確立された安全性プロファイルを実証するエビデンスのさらなる集積に寄与するものです」
リサンキズマブを投与されたクローン病患者さんのリアルワールドデータ
クローン病患者さんにおけるリサンキズマブの低い切替え率
ウパダシチニブ切替え後に認められた入院リスクの低下
難治性クローン病における内視鏡的改善
発表されるアッヴィの要約の一部を以下に示します。2026年度DDWのすべてのポスターはこちらからご覧ください。
要約のタイトル |
発表番号 |
Real-World Switching Rates Among Patients with Crohn's Disease Treated with Biologics in the United States(生物学的製剤を投与された米国のクローン病患者さんのリアルワールドでの切替え率) |
Su1657 |
Improvements in Simple Endoscopic Scores for Crohn's Disease in Upadacitinib-Treated Patients with Perianal Fistulizing Disease: Post Hoc Analysis of the Phase 3 Trials(ウパダシチニブを投与された肛門周囲瘻孔型患者さんにおけるクローン病簡易内視鏡スコアの改善:第3相試験の事後解析) |
Su1495 |
Risankizumab Reduces Crohn's Disease-Related Symptoms and Concomitant Therapy Use in Adults with Crohn's Disease: Year 1 Results From the ASPIRE-CD Study(成人クローン病患者さんにおけるリサンキズマブによるクローン病関連症状および併用療法使用の低減:ASPIRE-CD試験の1年時の結果) |
Sa1504 |
Risankizumab Improves Health-Related Quality of Life in Adults with Crohn's Disease: Year 1 Results from the ASPIRE-CD Study(成人クローン病患者さんにおけるリサンキズマブによる健康関連QOLの改善:ASPIRE-CD試験の1年時の結果) |
Mo1674 |
Comparative Real-World Outcomes Following Dose Escalation of Current Biologic Therapy Versus Switching to Upadacitinib Among Patients with Crohn's Disease or Ulcerative Colitis: A Propensity Score Matched Analysis(クローン病または潰瘍性大腸炎患者さんを対象に投与中の生物学的製剤療法の増量とウパダシチニブへの切替えを比較したリアルワールドでの成績:傾向スコアマッチング解析) |
Tu1655 |
SKYRIZI®について(リサンキズマブ)
スキリージは、インターロイキン-23(IL-23)のp19サブユニットに選択的に結合し、IL-23をブロックするIL-23阻害薬です。炎症プロセスに関与するサイトカインであるIL-23は、多くの慢性免疫介在性疾患に関与すると考えられています1。スキリージは、中等症から重症の活動性潰瘍性大腸炎、尋常性乾癬、乾癬性関節炎およびクローン病に対する治療薬としてFDAに承認されています1。
2026年4月27日、アッヴィは、中等症から重症の活動性CDを有する成人患者さんの治療としてリサンキズマブの皮下投与による導入療法の承認申請をFDAに提出したことを発表しました。
RINVOQ®(ウパダシチニブ)について
アッヴィの科学者が発見し開発したリンヴォックはJAK阻害剤であり、複数の免疫介在性炎症性疾患を対象に研究が進められています。酵素および細胞を用いたアッセイにおいて、リンヴォックは、JAK2、JAK-3およびTYK-2と比較して、JAK-1に対し高い阻害活性を示しました。特定のJAK酵素の阻害が、治療効果や安全性にどのように関連しているかは現時点では明らかになっていません。
現在、ウパダシチニブ(リンヴォック)は、円形脱毛症、化膿性汗腺炎、高安動脈炎、全身性エリテマトーデスおよび尋常性白斑を対象とする第3相試験が進行中です。これらの疾患に対するウパダシチニブの使用はFDAによって承認されておらず、これらの疾患に対するウパダシチニブの安全性および有効性は確立されていません。
アッヴィについて
アッヴィのミッションは現在の深刻な健康課題を解決する革新的な医薬品の創製とソリューションの提供、そして未来に向けて医療上の困難な課題に挑むことです。一人ひとりの人生を豊かなものにするため次の主要領域に取り組んでいます。免疫疾患、精神・神経疾患、がん、さらに美容医療関連のアラガン・エステティックスポートフォリオの製品・サービスです。アッヴィの詳細については、 www.abbvie.com をご覧ください。LinkedIn、Facebook、Instagram、X や YouTube でも情報を公開しています。
日本においては主に、免疫疾患、肝疾患、精神・神経疾患、がん、アイケアの領域、さらに美容医療関連のアラガン・エステティックスのポートフォリオで、製品の開発と提供に取り組んでいます。アッヴィの詳細については、www.abbvie.co.jp をご覧ください。Facebook や YouTube でも情報を公開しています。
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