アッヴィ、2025年の日本の業績を発表


  • 既存製品の価値最大化を目指し、二桁成長を達成
  •  2025年は6つの申請を行い、5つの承認を取得、2028年までに22の申請を予定
  • イノベーション・エコシステムに包括的に取り組み、患者さんと医療に貢献

アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長 :ティアゴ・カンポス ロドリゲス)は本日、日本の2025年の業績に加え、2029年までの5カ年計画の進捗、日本のイノベーション・エコシステムへの包括的な取り組みなどについての発表を行いました。

■2025年の業績
2025年の売上高は対前年比13.5%増の12億7,400万ドルでした1)。昨年は、2029年までの5カ年計画“Beyond the Best”のビジョンとゴール達成に向け、着実に進展した1年でした。免疫疾患領域において、成長基盤を担うスキリージ®とリンヴォック®は合わせて、対前年比32.4%の成長を遂げました。血液がん領域では、2023年11月にジェンマブ株式会社との販売提携により発売したエプキンリ®が引き続き好調を維持し、ベネクレクスタ®と合わせた2製品の成長率は、対前年比34.7%でした。精神・神経疾患領域においては、発売から2年目のヴィアレブ®とデュオドーパ®の2製品合わせた成長率は、対前年比16.5%と、進行期パーキンソン病の治療に貢献しました。アッヴィはまた、C型肝炎領域のリーディングカンパニーとして、その撲滅に向けた活動を推進しました。

開発パイプラインの進展と取り組み
臨床試験数は、免疫疾患、がん、精神・神経疾患、美容医療、アイケアの5つの領域を中心に、2024年の106試験から2025年は111試験に増えました。2026年4月時点では113試験となっており、そのうちの57試験が第3相あるいは第4相試験となっています。製品の承認後も、より多くの患者さんに適切に使っていただけるよう、有用性と安全性に関するエビデンスの創出に継続して取り組んでいます。引き続き、ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロスの解消を目指し社外のイノベーションも積極的に展開するとともに、抗がん剤においてはFirst in Human(初めてヒトに投与する)試験への参加など早期開発段階に参加し、欧米と同時申請を目指します。一方、日本のアンメット・ニーズに応えるべく、日本独自の開発も行います。さらに、原則、全ての小児医薬品の開発を行い、小児患者さんにとっても適切な治療選択肢を届けられるよう取り組んでいきます。

社長のティアゴ・カンポス ロドリゲスは、次のように述べました。「2025年は、5カ年計画”Beyond the Best”の戦略的柱に沿って着実に成果を上げました。そのゴールである売上高トップ10入りを目指し、免疫疾患領域のさらなる成長、精神・神経疾患領域の拡充、がん領域の強化に取り組むとともに、イノベーション創出にも注力してまいります。昨年は、アッヴィ・ジャパン・イノベーション・アワードを通じて、スタートアップ企業の支援も実現しました。今後も引き続き、ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロスの問題の解決に向け、イノベーション・エコシステムに包括的に取り組んでまいります」

1)米国本社発表の年次報告書に基づく。アッヴィ日本法人以外で販売されている製品の売上高も含む
ご参考:約1,910億円 (2025年平均TTM: 1ドル=149.71円のレートで換算した場合)
https://www.murc-kawasesouba.jp/fx/year_average.php

主な申請・承認(2025年1月~2026年5月)について

2025年  
2月 ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤 ヒュミラ®
公知申請により、既存治療で効果不十分なX線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎の適応追加承認を取得
2月 抗悪性腫瘍剤/二重特異性抗体製剤 エプキンリ®皮下注
用法及び用量に係る一部変更の承認を取得し、再発又は難治性の濾胞性リンパ腫(Grade 1~3A)に対して適応拡大
3月 アトゲパント(一般名)
片頭痛発作の発症抑制について製造販売承認を申請
3月 抗悪性腫瘍剤/BCL-2阻害剤 ベネクレクスタ®錠
再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫の適応追加承認を取得
6月 ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤 リンヴォック®錠
既存治療で効果不十分な巨細胞性動脈炎の適応追加承認を取得
9月 ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤 リンヴォック®錠
多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎の適応追加承認を申請
10月 ヒト化抗ヒトIL-23p19モノクローナル抗体製剤 スキリージ®皮下注
既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、乾癬性関節炎、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症に対し、小児の用法および用量を追加承認申請
11月 抗悪性腫瘍剤/BCL-2阻害剤 ベネクレクスタ®錠
未治療の慢性リンパ性白血病(Chronic Lymphocytic Leukemia: CLL、小リンパ球性リンパ腫(Small Lymphocytic Lymphoma: SLL)を含む)に対する承認事項一部変更承認を取得
11月 抗悪性腫瘍剤/二重特異性抗体製剤 エプキンリ®皮下注
二重特異性抗体エプキンリ®の再発又は難治性の濾胞性リンパ腫に対するリツキシマブとレナリドミド(R2)との併用による二次治療に関する製造販売承認事項一部変更承認を申請
12月 アトゲパント(一般名)
片頭痛発作の急性期治療に関する製造販売承認を申請
12月 ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤 リンヴォック®錠
円形脱毛症(ただし、脱毛部位が広範囲に及ぶ難治の場合に限る)に対する治療薬として、日本における適応追加承認を申請

2026年
 
2月 経口CGRP受容体拮抗薬 アクイプタ®錠(一般名:アトゲパント)
片頭痛発作の発症抑制に関する製造販売承認を取得(4月発売)
3月 ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤 リンヴォック®錠
尋常性白斑の適応追加承認を申請

※各製品の効能・効果/用法・用量は電子化された添付文書(電子添文)をご参照ください。

アッヴィについて

アッヴィのミッションは現在の深刻な健康課題を解決する革新的な医薬品の創製とソリューションの提供、そして未来に向けて医療上の困難な課題に挑むことです。一人ひとりの人生を豊かなものにするため次の主要領域に取り組んでいます。免疫疾患、精神・神経疾患、がん、さらに美容医療関連のアラガン・エステティックスポートフォリオの製品・サービスです。アッヴィの詳細については、www.abbvie.comをご覧ください。LinkedIn, Facebook, Instagram, X(旧Twitter)YouTubeでも情報を公開しています。

日本においては主に、免疫疾患、肝疾患、精神・神経疾患、がん、アイケアの領域、さらに美容医療関連のアラガン・エステティックスのポートフォリオで、製品の開発と提供に取り組んでいます。アッヴィの詳細については、www.abbvie.co.jpをご覧ください。FacebookYouTubeでも情報を公開しています。