2024年5月13日
アッヴィ合同会社は、本日5月13日より、一般社会における炎症性腸疾患(IBD:Inflammatory Bowel Disease)への理解を広めることを目的とした、I know IBDプロジェクト「トレインジャック広告」を開始することをお知らせします。
5月19日の「IBDを理解する日」を記念し、より多くのIBD患者さんに対して、社会全体からの理解やサポートへつながることを目指し、本施策を実施します。路線・掲載期間は以下の通りです。
※編成や運行情報について、鉄道会社や駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。
※運行期間は予定であり、予告なく変更・中止となる場合がございます。
※運行期間中であっても運休となる場合がございます。
※最終日は撤去作業を行うため、運行を行わない場合がございます。
また、博多駅をはじめとした、JR九州の主要駅(詳細未定)にて、より多くの方々にこのプロジェクトへご協力いただけるよう、ポスターを掲出します。
掲出期間は、5月中旬から約2週間を予定しています。
※ポスター掲出について、鉄道会社や駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください
IBDは、大腸や小腸など消化管に炎症が起こり、腫瘍を合併することもある疾患で、主に指定難病である潰瘍性大腸炎とクローン病があります1,2。下痢や腹痛が主な症状であるため、トイレの回数の急増3,4や、食事の制限5など患者さんの生活にさまざまな影響があります。
IBDの発症は、これから社会で活躍する世代である10-20代で多く報告されていますが、現時点では完治につながる治療法がなく1,2、患者さんの人生に大きく影響する指定難病です。
国内のIBD推計患者数は約29万人7と、指定難病の中でも患者数が多い※,8疾患で、国内患者数は年々増加傾向にあります8。
※IBDという指定難病はありませんが、潰瘍性大腸炎とクローン病をIBDという一つの疾患と定義した場合の患者数の試算です。
I know IBDプロジェクトの目的は、「見えない壁」ともいえる、社会が気づいていないIBD患者さんを取り巻くさまざまな課題を明らかにし、解消に取り組み、さらにはIBDを正しく認知し理解する人が一人でも多く増えることで、社会全体のIBDについての理解を高めることです。
その目的の達成のため、2022年、「IBDを理解する日」が制定されている5月に、外出時のトイレへの不安6解消に取り組むプロジェクトを開始しました。以来、さまざまな企業・店舗の協力を得ながら、社会全体でのIBDの理解向上を目指しています。
より多くの方が「I know IBD」と言えるようになり、IBD患者さんの希望あふれる日常につながることを願って。
I know IBDプロジェクト特設Webサイト:https://www.iknowibd.com/prj/
I know IBDプロジェクトロゴ
外部サイトへ移動します。宜しいでしょうか。