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自己免疫疾患 アートプロジェクト

「PERSPECTIVES(パースペクティブズ)」

自己免疫疾患 アートプロジェクト「PERSPECTIVES(パースペクティブズ)」とは

自己免疫疾患 アートプロジェクト「PERSPECTIVES(パースペクティブズ)」は、患者さんが自己免疫疾患と向き合いながらも、ご自身のPERSPECTIVES(視点、考え方、物の捉え方という意味)で捉えた心とカラダ、症状の改善などから見出した日々の喜び、希望や目標などを、絵画、彫刻、立体造形、陶芸、写真、書道、手芸などのアート作品として自由に表現していただくことにより、たくさんの方に疾患について知ってもらうきっかけを作り、患者さんへの理解につなげることを目的に実施されました。

2019年の受賞作品・応募作品について

2018年7月1日から11月30日にかけて「作品」と「作品に関わるエピソード」の募集を行い、5歳の若年性特発性関節炎の女児から最高齢89歳のリウマチ患者さんまで、81点の応募がありました。

受賞作品については、美術家の佐久間あすか氏をはじめとした11名の審査委員による厳選なる審査により、最優秀賞1名、優秀賞2名、審査員賞3名、佳作4名の計10点が決定いたしました。

≫2019年受賞作品をみる

≫2019年応募作品をすべてみる
 

審査委員を代表して美術家の佐久間あすか氏は、「第1回に続き第2回も沢山の逸品が集まりました。惜しくも受賞を逃した作品もとても素晴らしいものが多く、良い意味で、審査が難航したことを覚えております。最終的な審査では、上手い下手で分けるのではなく、疾患に負けることなくアートを通して前向きに、そして魅力的に訴えかける作品を選ばせていただきました。審査にあたって、一番に感じた事は、疾患に負けない表現力がどの作品にも備わっていたことです。自己免疫疾患という深刻な病を抱えている患者さんの力強さと生命力と明るさを感じる作風が多かったのは驚きでした。そして、審査をしている私にも希望や勇気を注いでくれた気がいたしました。アートを通して強く前向きに表現するということは、同じ病で悩む他の方々にもきっと希望の光を与え、勇気や意欲を呼び起こすことにつながるがるのではないかと思います」と述べています。

アッヴィは、本プロジェクトを通じて、ひとりでも多くの方が患者さんの思いを理解し、支援することができるよう、今後も継続的なサポートを行ってまいります。

【参考】募集概要について

募集内容

「テーマ:疾患と生きる。私の新たな可能性」に基づき、自己免疫疾患と向き合いながらも、患者さんご自身のPERSPECTIVES(視点、考え方、物の捉え方という意味)で捉えた心とカラダ、症状の改善などから見出した日々の喜び、新たな目標や希望などを自由に表現した作品と、作品の説明やエピソード(400字以内)を募集。

 

応募資格

自己免疫疾患群(関節リウマチ・若年性特発性関節炎・強直性脊椎炎・尋常性乾癬・関節症性乾癬・クローン病・潰瘍性大腸炎・腸管型ベーチェット病・ぶどう膜炎など)の疾患をもつ患者さん

 

応募期間

2018年7月1日(日)~11月30日(金)消印有効

 

選考基準

作品のストーリー性、独創性

 

審査委員(敬称略)

社会福祉法人聖母会 聖母病院 皮膚科部長 小林 里実

学校法人北里研究所 北里大学北里研究所病院炎症性腸疾患先進治療センター

センター長

日比 紀文

医療法人財団順和会 山王メディカルセンター リウマチ・痛風・膠原病センター長、

 国際医療福祉大学 臨床医学研究センター教授、東京女子医科大学 客員教授

山中 寿
ベーチェット病友の会 秋山 悦子

日本AS(強直性脊椎炎)友の会 事務局長、順天堂大学医学部整形外科・スポーツ診療科

非常勤講師

井上 久
認定NPO法人東京乾癬の会P-PAT 理事長 大蔵  由美
サルコイドーシス友の会 会長 佐藤 公昭
公益社団法人日本リウマチ友の会 会長 長谷川 三枝子
若年性特発性関節炎親の会 あすなろ会 事務局担当理事 牧 美幸
NPO法人IBDネットワーク 事務局長 吉川 祐一
美術家 佐久間 あすか