はい。現在は主にリウマチ科や整形外科、それから眼科を訪問しています。前職時代と異なり、医師お一人おひとり、患者さんお一人おひとりの状況を把握して治療提案する点が難しくもあり、また、やりがいを感じますね。
バイオ医薬品を使い慣れていない場合、患者さんや医師に「そこまで無理に使わなくても…」というためらいが生まれることもあります。適切な治療によって苦しんでいる患者さんの負担を一日でも早く軽減してあげたい、という葛藤の中で、治療効果をお伝えするのはもちろん、患者さんの不安や、ご家族を含めた周辺の状況などを理解し、一つひとつ問題を取り除きながら、治療に一歩踏み出していただけるよう提案や情報提供を行う。その結果、患者さんから「この治療を始めて本当によかった」と喜んでいただけた時が、MRをやっていて良かったなと、心底思える瞬間です。